【ゴルフコンペ幹事必見】組合せと競技・アトラクションの決め方ガイド

- コンペの組み合わせのやり方がわからない
- 競技方式って何?
- アトラクションは何があるの?
ゴルフコンペの幹事を初めて担当する方にとって、「組合せ」や「競技方式」「アトラクション」の決め方は悩みの種ではないでしょうか。
この記事では、初心者幹事の方が迷わず進められるよう、ゴルフ場に提出する組合せ表の作成から競技のルール決定、さらにはコンペを盛り上げるアトラクションの導入方法まで、具体的に解説します。
この記事を読めば、初めてゴルフコンペの幹事を務める方でも、組み合わせから競技設定まで自分で決めることができるようになります。
この記事を読んでいただきたい方
- ゴルフコンペの幹事が初めての方
- ゴルフが初心者でコンペのルールもわからない人
- 組合せとか考えるのが面倒な方
- 自分の会社の後輩
\ この記事を書いているのはこんな人 /

組合せは目的に合わせて設計するのが基本
ゴルフコンペの組合せは、単なる仲の良い者同士を同組にするのではなく、コンペの目的に合わせて考えることが大切です。
例えば、「1組に同じ部署の人がいないように分ける」や「前回と同じ組合せにしない」や「普段接点のない部署同士で同組にする」といった具合にコンペ目的に合わせて優先項目を作ってから組合せを仮設定すると良いでしょう。

社内コミュニケーション目的の場合
- 同じ部署のメンバーを分散して配置する
- 普段交流のない部署同士を同組にする
- 前回と異なるメンバー構成にする
これにより、部署間の交流が生まれ、社内コミュニケーションの促進につながります。
また、ラウンド時間を少しでも平均的にするために、参加メンバーの平均スコアを組同士でバラつかないように考慮する必要もあります。
社外・取引先とのコンペの場合
- 主賓の意向を優先
- 上司や代表に組合せ案を事前確認
- 1組に1名以上、社内の基幹職を入れる
- 地域や業務の近いお客様を同組に
幹事は中立的な立場から、全体の調和を意識して組合せを設計しましょう。
そして、社外を含める取引先とのコンペの場合は必ず、上司や上長に組合せを相談するようにして下さい。

筆者が社外との優待コンペで実際に考察で活用した「組合せ考慮項目」を下記します。ご参考まで
【実例】組合せの考え方〜社外優待コンペ〜
- スタート順番(1組目から最終まで)はゴルフ場の遠い方を優先
- 飛行機のお客様が乗り遅れることがないよう考慮
- 1組毎に社内の基幹職を入れる
- お客様のアテンド+スコアラーの役割
- 組同士で平均スコアを横並びにする
- 地域の近しいお客様を同組にする
- お客様同士の懇親と情報交換の場を目的とするため
- 1組目スタートはコンペの「締めの挨拶」をお願いしているお客様と飛行機をご利用の予定のお客様と弊社代表
ゴルフコンペの組合せ|幹事・主賓は何組目が適切?
上記で組合せのポイントはご理解いただけたと思います。次は幹事の自分やコンペの主賓(TOPの方)を何組目にするのか?について考えてみましょう。
1組目と最終組スタートのメリット・デメリットを整理することで主賓の方、幹事の方がどの組に入るべきか?組合せの理由が明確にできます。
1組目スタートのメリット
- スタート時間通りに出発できる
- ラウンド途中で待ち時間リスクが低い
- 前の組がホールアウトしないと進めないショートホールで、前の組が多いと待ち時間が発生するリスクが生まれます。
- ラウンド終了後、パーティまでの自由時間が取れる
- お風呂に入って身支度を整えるの時間が取れる(主賓へのお気遣い)
- パーティのお食事やお飲み物を用意する時間が取れる
- 万が一、帰らないとならない状況でも、一番早く上がる事ができる
1組目スタートのデメリット
- スタート時間に遅刻する事ができない
- 自宅を出る時間が早い
- 到着時間によってレストランで朝食が取れない
- スタート前の練習時間が取れない
- 朝が弱い人は起きるのが辛い
最終組のメリット
- スタート時間が遅い
- 自宅を出る時間にゆとりができる
- ゴルフ場に到着後スタート時間まで自由時間が長い
- スタート前の練習時間が多く取れる
- 朝1組目のティーショットから直接見る事ができる
- 昼食時間をゆっくり取ることができる
最終組のデメリット
- スタート時間まで待たされる
- スタートまで一通り準備が終わった場合時間を持てあます
- ラウンド中に詰まるコトが多い
- 場合によっていはハーフ3〜4時間かかるコトも•••
- ラウンド終了後にパーティまでの時間が少ない
- 前の組の方を待たせているため急いで身支度する必要がある
1組目・最終組スタートのメリットとデメリットを比較いただければ主賓の方を1組目にする理由として十分ではないでしょうか。
逆に幹事の方は、最終組になることで、一人でも多くのお客様にパーティまで満足していただけるように幹事業務に集中することができるでしょう。
そして、コンペ組合せも最終的にはコンペの主要な参加者や会社の上司に確認いただくこともチェック漏れをなくす意味で大切です。
ゴルフコンペの競技方式とは?
コンペの組合せが決まりましたら、次はコンペ競技方式について決めていきましょう。コンペでは参加者全員が楽しめるように、ハンディキャップ方式を活用した競技ルールを設定するのが一般的です。
主なコンペ競技方式
- ペリア方式
- ダブルペリア方式(新ペリア方式)
上記の競技方式はポピュラーな競技形式なります。そして、最も定番として活用されているのが、「ダブルペリア(新ペリア)方式」です。
ダブルペリア方式は、当日スコアに基づいて隠しホールのスコアを使ってハンディキャップを算出します。誰が勝ってもおかしくないため、ゴルフ歴がバラバラな参加者でも楽しめる方式です。
スコア集計から競技方式に合わせて計算と順位表を出してくれるゴルフ場もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

「ダブルペリア」のハンディキャップ計算方式は以下の手順で算出します。
- OUTとINで各6ホールを”パー合計が48になるように選び”これを隠しホールと設定
- 隠しホールの合計スコアを1.5倍してそのコースのパー(通常72)を引き算
- 引き算した数字を0.8倍
アマチュアの多くの方は、オフィシャルハンディを持っていないので、当日即席ハンディキャップ戦ってコトです。
アトラクションってなに?
ゴルフコンペでは、競技方式の他にアトラクションを用意すると、よりコンペが盛り上がります。ここではアトラクションについて解説します。
主なアトラクション
- ドラコン賞
- 決められたホールのティーショットで一番遠くまで飛ばせた人(フェアウェイキープ条件)
- ⚠️①ドラコン用の旗が必要
- ⚠️②OUT/INスタートが別々の場合、同じホールの受賞者が出る
- ニアピン賞
- 決められたショートホールのティーショットで一番カップに近かった人
- ⚠️①ニアピン用の旗が必要
- ⚠️②OUT/INスタートが別々の場合、同じホールの受賞者が出る
- ベスグロ賞
- 当日のスコアがグロス(HCなし)で一番良かった人
- ブービー賞
- 当日のコンペ競技で下から2番目の人
- 大波賞/小波賞/水平賞
- 前半ハーフと後半ハーフを比較して改善された人で一番差が大きい人が大波賞、一番差が小さかった人が小波賞、同スコアの人が水平賞
上記アトラクションは最もポピュラーなモノを紹介しました。無難な内容なので、ゴルフ歴の長い方であれば、項目を並べておくだけで内容を理解できるでしょう。
コンペの目的に合わせて実施したいアトラクション
- バーディ賞/イーグル賞
- OUT/INで最も多く取れた人
- ドラ短
- フェアウェイキープで一番飛ばなかった人(ドラコンホールと一緒にされる場合が多いです)
- ベストドレッサー賞
- ファッションセンス抜群の人(イベントのコンペでよくあります)
- 大叩き賞
- 1ホールで最も多く叩いた人
- 遠路はるばるきたで賞
- 最も遠くから来場された人
- 早出賞
- 楽しみすぎて最も早くゴルフ場に着いてしまった人
- 若葉賞
- 一番ゴルフ歴の短い人
- 敬老賞
- 一番ご高齢の人
上記のアトラクションには不名誉な内容も含まれていますので、コンペの目的に合わせて一人でも多くの参加者に楽しんでいただけるように組み合わせをご考察ください。また、上司や上長の方に相談するコトも忘れないでください。

アトラクションの景品も用意しないといけないので競技順位賞+アトラクションで用意する景品数を明確にしてから、上司の方に相談することをオススメします。
まとめ|組合せと競技方式は「目的」で決まる
ゴルフコンペの組合せや競技方式・アトラクションは、目的を軸にして最適化することで、参加者全員の満足度を高めることができます。
「自分だったらどんな組み合わせで、どんなルールなら楽しめるか?」という視点を忘れず、柔軟に設計してみてください。
この記事が、幹事初心者のあなたにとって、少しでも助けになれば幸いです。楽しいコンペを企画してください!
