本気でゴルフ100切り攻略|次のラウンドで楽に100が切れる5つの鉄則
この記事をご覧の方の周りやお友達に練習はあまりしないし、スイングも特に綺麗でもないのにいつもゴルフのラウンドでは100を切って回れる方はいませんか?
もしくは、いつも90台で回ってこられて、なんで自分は100を切れないのにあの人はいつも100を切れるんだと悔しい思いをしていませんか?
実は、100を切れる人と切れない人には明確な理由があるのです。
もちろん、ゴルフはスポーツですから一定のレベルまで鍛錬(練習)をしなくてはなりません。
特に「90切り」や「80切り」といったレベルの目標であれば非常に難易度の高い練習が必要になります。
しかし、「100切り」レベルであればコツやルールさえ守ってラウンドすれば100を切ることが可能なんです。
今回はこの記事をご覧の方が次のラウンドで気を張りすぎて空回りしないように「100切り」できる人のコツやルールを「5つ」紹介したいと思います。
鉄則1、ゴルフ場とは戦わずに逃げる
まず、確認して欲しいのですが、あなたはラウンドの時コースと向き合ってティーショットで「どこまで飛ばしてやろう」や「ショートカット」してやろうとか考えていませんか?
同じコース・ホールでも攻め方(無理をして100%のショットで組み立てて攻めるのか?それともコースのハザードを避けて攻めるのか?)考え方で180°結果が変わってくることがあります。
例えば、折角ドライバーがフェアウェイに残って成功したのにセカンドショットでロングアイアンを持ってミスするなんてことは当たり前のように起きます。
プレーヤーはラウンド中、常に「次のショットをどうするか?」選択を突きつけられています。
ゴルフの難しいところは、「自分で選択したショットの成否は打たないとわからない」ところなんです。
つまり、トラブルを回避しながら安全にホールアウトをするには、ミスショットを前提にホールの攻め方を組み立てていく必要があるのです。
ポイントは3つです
- なるべくリスクを避ける
- OBやハザード、または深いラフ・強い傾斜地を避けましょう
- 堅実に打てる番手を持つ
- ロングアイアンや3Wといった難しいクラブは2打目以降は避けましょう
- チャレンジショットから逃げる
- ショットで一か八かのギャンブルゴルフはやめましょう
- 100点のショットは必要なく70点のショットで十分と心得ましょう
攻めるゴルフではなく「逃げるゴルフ」に徹するマネジメントが必要
とても「カッコイイ」ゴルフとは言い難いですが、ゴルフ場の罠(ゴルフ場設計者の罠)を避けてなるべくトラブルに巻き込まれないようにホールアウトすることを考えた組み立てが必要だと考えてください。
なぜなら人間は自然には敵わないからです。
そして、この「逃げるゴルフ」のことをマネジメントと言います。
この考え方は、「90切り」「80切り」のレベルに至っても必要な考え方になりますから、早いうちに身につけて欲しいスキルとなります。
戦わずに逃げると言う攻め方を推奨していますが、どうしても勝負しなくてはならない場面も出てきます。
その場合には仕方ないのですが、「最初から勝負するような攻め方は避ける」と言うことをティーショット・2打目・3打目・アプローチ・パターまで全てのショットで考えてください。
鉄則2、パターは「入れる」より「寄せる」を優先
100を切れない時、パット数は数えていますか?
3パット・4パット・5パットをしてしまっていませんか?
ロングパットの時に3パットしてしまうのは仕方ありませんが、『ショートパットで3パット』、『ミドルパットで4パット』などは避けるようにしないと「100切り」達成は難しくなってきます。
パットで上手くいかない理由
ショートパット・ミドルパットは打てば届く距離なので、「入れにいく」意識が強くなりがちです。
そして外れたら2打目も入れようとしてオーバーするようなパッティングを繰り返してしまい3パット・4パットとなっていくことが多いのです。
パットの改善策
距離感を優先し「寄せるパット」に徹する。
特にショートとミドルでは距離感とタッチを合わせることに集中しましょう。
この、寄せるパットは2パットで上がれることを目的としているので、タップインできるほどのオーバーならOKです。
そして、周囲から「チキン(臆病者)」と言われることがあっても気にすることはありません。
このパッティングにより3パット・4パットが無くなるなら御の字です。
実はこの「寄せるパット」を極めるとラウンドパット数が激減するスキルが身につきます。
プロのパッティングは1mもオーバーすることはありませんよね?
「コロコロ・・カラン」といった入り方をするプロのパッティング技術はこのパッティングの延長上にあります。
300yのドライバーも1mのパッティングも同じ1打です。
パターは考え方で改善できる唯一のクラブですから、「100切り」を達成するまでは「入れる」ではなく「寄せる」を優先してください。
鉄則3、ラウンド中は多くのクラブ番手を使わない
「100切り」を目指すレベルのゴルファーの場合、ラウンド経験が足りていない事が原因でクラブの扱いにまだ慣れていない方が多いはずです。
ですので、「100切り」を達成するまでの期間はなるべくラウンド中に使用するクラブ番手の数を絞り、使用すると決めた番手の経験値を高めてあげる事が上達の近道となります。
100切りするまで使用するクラブ(例)
1本目|ドライバー
主にPar4、Par5のティーショットで使用
2本目|ユーティリティー(ロフト:25°前後)
2打目以降のショットで使用(キャリー:160y〜180y)
ロフト角25°前後のユーティリティを持っていない方はこの機会に用意した方が良いでしょう
非常に優秀でロングアイアンと比較すると優しく打つことができるクラブです
3本目|ミドルアイアン(7番・8番)
2打目以降のショットやラフ・傾斜などでユーティリティが打てない状況などで使用
特に夏場のラフはボールが芝に埋まってしまっている場合は8番アイアンで打つ方がミート率が安定します
4本目|アプローチウェッジ(48°〜52°)
主にグリーン周りのアプローチ(30y以内のピッチエンドラン)や90y前後のグリーンへ向かって打つショットの時に使用
5本目|パター
グリーン上やカラーからのアプローチで使用
順目芝であればランニングアプローチで使用してもOK
レギュラークラブを5本に絞る理由
「100切り」達成に近づくためには、ショットの精度を上げる必要があります。
ショットの精度を上げるにはクラブの経験値を分散させるのではなく、使用するレギュラークラブを制限して経験値を少しでも早く溜める必要があるからです。
まずは「100切り」達成することを最優先に考えていきましょう。
また、バンカーや7・8番アイアン以内の距離の場合は9番やPWなどを使用して構いません。
あくまで、レギュラーとして使用するクラブを絞りましょうと言う考えです。
ですので、練習もメインは絞った5本を中心に練習しましょう。
鉄則4、アプローチはなるべくピッチ&ラン
グリーン周りのアプローチはフェースを開くショット(ロブショット)ではなく、転がして寄せる「ピッチ&ラン」を中心に選択してショットする事が大切です。
なぜなら、フェースを開くような打ち方というのは「ミート率」が下がりやすく難易度が高くなるからです。
ピッチ&ランのイメージは下の図を参照してください。
ピッチ&ランのアプローチを推奨する理由
昔からピッチ&ランはプロの試合でもよく使われているアプローチ方法となります。
理由は以下の3点です
- 5:5、4:6、3:7の割合でピッチとランでピンへ寄せる状況が最も多い
- 上げるショットはクラブフェースを開く=ミート率が下がる
- ちゃんと当たらずにトップしてホームランやザックリの可能性が高まる
- 上げるショットは同じ距離を打つ場合でもピッチ&ランよりスイングを大きくする必要がある
グリーン周りのアプローチで最も多い状況がピッチ&ランを求められる状況です。
高く上げるボールが打てるロブショットはランが出にくいため、縦距離を合わせることが難しいだけではなく、打つミート率も下がってしまいます。
なるべくミスを避けるため、プロでも必要に迫られない限りロブショットのような打ち方はしないのです。
アプローチの練習のやり方
アプローチは説明の通り「ピッチ&ラン」を基本に考えていただきたいのですが「打ちっぱなし練習場」では芝生が生えていたり、人工芝で地面が硬くランがどのくらい転がるか?分かりづらい場合があります。
そのため、練習にもひと工夫が必要になりますので説明いたします。
ヤード表示看板を狙って練習
ひとつ目は、打ちっぱなし練習場の場合ですが、キャリーを目印看板目掛けて当てる練習です。
主に、30yまでのキャリーで高い球・低い球で看板に当てるように練習しましょう。
転がして決めた位置に止める練習
ふたつ目は、シミュレーションレンジで練習する場合ですが、自身で設定したグリーンとピン位置へ向けて練習する方法です。
最近ではシミュレーションゴルフ練習場が増えているのでより実践に近い練習ができるのでオススメです。
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練習器具を活用する
アプローチは練習すればするほど上手になります。
そこで、効率よく上達するためにアプローチ専用の練習器具を使うコトもオススメです。
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鉄則5、100切りは難しいと心得る
最後の鉄則5ですが、それは「100切り」を決して甘く考えてはいけないという事です。
甘く考えていると「100切り」を達成したとしてもまた、「100オーバー」に逆戻りしてしまうなんて事も起こりうるのです。
精神論かと思われてしまいますが、今後ゴルフを上達したいと考えている方は自分の目標スコアに対して「決して甘く見ない」という心掛けをしてください。
詳しく解説していきます。
真剣に「100切り(目標)」に向き合う覚悟を持つ
すでに「ゴルフ場とは戦わずに逃げる」であったり「チキン」になるといったポイントを解説してきました。
とても受け入れ難いマネジメント術かもしれません。
しかし、真剣に「100切り」や「目標スコア」を達成したいのであれば、しっかりと自分の実力と向き合ってゴルフコースを攻略していかなくてはなりません。
心得ていただきたいのは、「100切り(目標)」達成するために「ゴルフ場とは戦わずに逃げる」や「チキン」になる必要があると肝に銘じていただきたいのです。
闘志は表に出さずに内に秘める
ゴルフというスポーツは非常に特殊で、打つ前に自分で選択してプレーをすると解説しました。
その特殊な状況で、選択するわけですから常に「冷静」を保たないと正しい判断ができません。
ですので、ゴルフに情熱がある方ほど「ガンガン攻める」・「一喜一憂」するようなプレーはしないのです。
あなたの周にいるゴルフが上手い方は淡々とプレーをしていませんか?
一喜一憂するガツガツしたプレーをしていた方が一見カッコ良く見えるかもしれませんが、感情を表に出し過ぎると波が生まれて良いプレーが継続しにくいんです。
ゴルフがメンタルのスポーツと言われる理由がココにあります。
真剣にゴルフに向き合うということは、目標に向けて「現在のスコア・ボールのライ状況等」自分が置かれている状況を理解してプレーすることが必要になります。
その結果、周囲から見ると淡々と静かにプレーしているように見える姿になるのです。
まとめ|真剣にゴルフに向き合おう
今回は5つ「100切り」の鉄則について説明しましたが、目標を持ってゴルフに取り組めればこの鉄則は不要となります。
ショット毎に自分の身の丈にあった選択をしてプレーすれば「100切り」は遠くありません。
必ず「100切り」「90切り」まで達成することはできるでしょう。
しかし、実際に自身のプレーやスイングに自信がなくショット力を身に付けたい方はどうしたら良いのでしょうか?
私は過去にいろんなゴルフレッスンを受けながら練習をして上達しましたが、残念ながら言語化してゴルフのスイングをお伝えすることはできません。
なぜなら、人の身長・体重・体格・スイングには差があり、その方に合ったスイングを身につけないと上達しないからです。
本気でゴルフが上達したいとお考えの方は、実際にプロのレッスンを受けることをオススメします。
特にレッスンによる効果で結果が出やすいのがパーソナルレッスンです。
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なるべく、ご自身のライフスタイルに合った通いやすい店舗を選択する方が良いですね。
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そして「サンクチュアリゴルフ」
コチラも定額制のインドアレッスンでコンセプトは「初心者専用」です。
関東近郊で22店舗展開されていますが、どこも駅から徒歩で行ける距離にあります。
しかも、「100切り」を目指して取り組まれている方がほとんどなので、自然と仲間も出来やすくコミュニティも存在しています。
これから、本気で取り組みたい方だけどパーソナルに不安を感じている方に一番オススメしたいレッスンですね。
最後に|ゴルフが上達したいなら・・・
多くのアマチュアゴルファーの方が「100切り」を目指して練習して取り組まれていますが、実は独学で「100切り」を達成する事ができる期間は平均で約5年という統計データが出ています。
私も早くちゃんとしたレッスンに通っていれば「もっと上達して若いうちにトップレベルのプレーヤーとしてゴルフを楽しむことができたのに」と悔やむ思いがあります。
「レッスン代が高くて手が届かない」とお考えの方もいる事と思いますが、時間は戻すことができないので短期集中でも良いので一度体験レッスンを受けることを強くオススメします。
年齢と共に体は言うことを聞かなくなっていきますので、あなたが今本気でゴルフと向き合い上達したいと思うのであれば一度お近くのゴルフレッスンの門を叩いてみましょう。