ゴルフ100切り攻略法|最短で100を切るマネジメント術
皆さんはゴルフにおける「100切り」がどんなゴルファーであるか考えてみたことはありますか?
ゴルファーにおける「1Roundスコア100」は初心者と中級者の間にあるスコアと言われています。
つまり、「100切り」できる状態=中級者の仲間入りすると言うことです。
しかし、中々「100切り」出来ない人であったり、一度「100切り」を達成してもまた「100」を叩いてしまうといった人、あるいは「100前後」を行ったり来たりするような人はどうしたら良いのでしょうか?
今回は、そんな「100切り」とお別れして中級者の仲間入りを果たしたい方に向けて「100切り攻略法」より、「マネジメント術」に加えて、「心構え」、「考え方」、「攻め方」をご紹介します。
ゴルフスコア100切り出来ない原因2選
100切りが初心者と中級者の間で100切りを達成すると「初心者卒業」である。
と冒頭で説明しましたが、スコア100を行ったり来たりして中々常に100を切れないゴルファーは結構います。
安定して「100切り」達成できない理由は大きく2つの原因があります。
原因①|100切り間近のゴルファーは好奇心旺盛
100切り間近にまるまで練習やクラブの研究など熱心にやってきたゴルファーほどこの状態に陥り易くなります。
新しい情報が入ったら「やってみたい」、「新しいスイング理論を取り入れてみたい」など興味がありすぎて情報過多になりやすい状態です。
情報過多で選択肢が多いほど色々なスイング理論をかじってみては、別の理論をかじってみるなど、一つの事に集中して出来なくなってしまうのです。
好奇心旺盛な状態ですから、こうなってしまうのは仕方ないのですがゴルフのスイングというのは自分の体に落とし込むまでに多くの時間が必要になります。
つまり、一つの事を極められずに結果、ゴルフの腕前が上達するのに遠回りになってしまう事に繋がっているのです。
100切りを目指して取り組んでいる方だけではなく、「90切り」、「85切り」、「80切り」を目指すような人に必要なのは「広く浅い知識」ではなく、「絞る」事が大切です。
「何か新しいものを取り入れる」ではなく「何を捨てるか?」に考え方をシフトする
原因②|ラウンド中に自我の欲求に負けている
二つ目の原因は様々な欲求に負けてしまいラウンド中に「したいコトをする状態」になってしまっている事です。
私もこの状態が中々抜けなかったゴルファーの1人ですが、特に「承認欲求」に近い欲求は本当に曲者です。
「攻めたい時に攻める」
「マン振り」の飛距離でグリーンを狙う
「一か八かマインド」→出来たらカッコイイ!
「みんなドライバーだから自分もドライバーで打とう」
といった考えを皆さんしていませんか?
常に攻めたゴルフをしたところでスコアはまとまりません
とても楽しいですケドね!
欲求を満たすゴルフでは、上手くいって「100切り」が出来ても安定して「100切り」は出来ません。
欲求を抑えるには、「ガマン」が必要になりますが、それではゴルフがつまらなくなるので「考え方を変える」必要があります。
つまり、ゴルフの楽しみ方のマインドを「良いスコアを出す」に変換していくことが必要になってきます。
「ギャンブルゴルフを楽しむ」から「良いスコアを出すことを楽しむ」に考え方をシフトする
以上2つの対処法(マインド・考え方)を自分のモノにできれば、「100切り」だけではなく「90切り」、「85切り」ができるようになってきます。
次の項目では、「100切り」の対処法を実現するためにどのようにマネジメントしてゴルフをすれば良いのかを説明していきます
「100切り」に必要な「5つ」のマネジメント
それでは、早速「100切り」に必要なマネジメントについて説明します。
1、ティーショットが原因のトリプルボギー以上を「0」にする
「100切り」にとって最も重要なショットが実はティーショットになります。
なぜなら、80台・70台を安定しているゴルファーであればティーショットがOBであっても巻き返して「タブルボギー」(パー+2)くらいで上がってこれますが、「100切り」レベルのゴルファーだとティーショットがOB・ハザードに入ってしまと、ほとんどの方が「トリプルボギー」や「パー+4〜5」といったスコアになってしまうからです。
ティーショットでは、以下の事を考えてマネジメントしてみてください。
- 1打目は慎重に打つ事を心がける
- 時にはドライバー以外のクラブを打つ
- ティーショットは飛ばすより「置きにいく」
1打目を慎重に打つ事を心がける
まず、OB・ハザードを避けるコトだけ考えてみましょう、フェアウェイにあれば最高ですが、バンカーだって構いません。
「右ドッグレッグホールだからフェアウェイ左サイドを狙って打っていこう」
・・・ではなく・・・
「左サイドはOBがあるから、OBを避けるにはどうしたら良いだろう?」
といった考え方ができるようになる必要があります
とにかく、「どこに打つか?」ではなく「どこに打ってはいけないか?」を先に考えましょう。
時にはドライバー以外のクラブを打つ
「100切り」を目指すレベルになったら、Par4、Par5のティーショットは全部ドライバーを持つといった考え方はやめましょう。
なぜなら「100切り」より上の「90切り」・「85切り」のレベルでも同じことを考えなくてはならないので、早い段階でティーショットでドライバー以外のクラブを打つ事に慣れておいて損はないからです。
「右ドッグレッグホールでフェアウェイ右サイドを狙いたい」だけど
「左サイドはOBがあるから、OBゾーンまで届かないクラブで打とう」
といったマネジメントをすることで危険を回避できるようになります
大事なことはOB・ハザードを避けていく事です。
そのために、普段の練習でもフェアウェイウッドやユーティリティーをティーアップした状態から打つ練習が必要になってきます。
ティーショットは飛ばすより「置きにいく」
どうしても、仲間内でゴルフに行くとドライバーは飛ばした方がカッコイイとか飛ぶ方が良い等と言われる事が多いと思います。
実際に飛距離は武器ですので、間違ってはいないのですが「100切り」だけではなく「目標スコア」を出すためには、一度「飛ばす」考え方を卒業しなくてはなりません。
「置きにいく」というのは、直線的に打つ方向を狙っていくのではなく、OB・ハザードを避けて狙うエリアをターゲットに運ぶ・置きにいくように打つといったショットが求められます。
「置きにいく」打ち方というのはフルショット(100%)の力感で打つと操作(コントロール)できなくなってしまうので、力感としてはボールの打ち出しをコントロールできる70%〜80%くらいの力感で打っていく打ち方になります。
そうなってくると、飛距離が落ちてしまいますがもう「100切り」を覚悟して取り組むには飛距離は犠牲にしてとにかくOB・ハザードを避けるゴルフを徹底してください。
ドライバーの飛距離を伸ばしたい方
マネジメントにより「飛ばす」ことを諦められないという方は、日頃の練習からドライバーの飛距離を伸ばす練習を取り組んでください。
MAXの飛距離を伸ばすことで70%〜80%で打つドライバーの飛距離も伸ばすことができるでしょう。
しかしながら、飛距離を伸ばすことを目標に個人練習するのは怪我したり、なかなか成果が出なかったりします。
個人練習で飛距離を伸ばすことが出来ない方は、飛距離特化した「RIZAP GOLF」がオススメです。
「RIZAP GOLF」では現在「飛距離アッププログラム」もありますので兎に角ドライバーで飛ばしたいといった方にオススメです。
2、パーオンはしなくてもOK!
続いての「100切り」するための考え方ですが、パーオンは無理に目指さなくて良いという考え方です。
- Par3→1オン(1打目でグリーンに乗ること)
- Par4→2オン(2打目でグリーンに乗ること)
- Par5→3オン(3打目でグリーンに乗ること)
「100切り」においてパーオンを目指さないというのは、結果的にパーオンしてしまうのは良いのですが、無理をして積極的に狙っていかないことを意味しています。
狙いとしては、「ボギーオンを9ホール」と「ダボオンを9ホール」を目標としてコースを攻略していきましょう。
- Par3→2オン(2打目でグリーンに乗ること)
- Par4→3オン(3打目でグリーンに乗ること)
- Par5→4オン(4打目でグリーンに乗ること)
9ホールが全てボギーオン+2パットの場合
全てボギーとなるので+9のスコアになります
- Par3→3オン(3打目でグリーンに乗ること)
- Par4→4オン(4打目でグリーンに乗ること)
- Par5→5オン(5打目でグリーンに乗ること)
9ホールが全てダボオン+2パットの場合
全てダボとなるので+18のスコアになります
「ボギーオンを9ホール」と「ダボオンを9ホール」が全て2パットの場合
トータル+27のスコアになるので『72+27=99』となり「100切り達成」となります。
全て2パットの場合なので、3パットの可能性もありますから
少しずつボギーオンの数を増やしていくことを考えましょう。
次は、グリーンを狙うショットの心構えを説明します。
3、グリーンを狙っていくショットではピンを狙わない
グリーンを狙ってショットをする場合はティーショット編と同じように「どこを狙うか?」を考えずに「どこを狙わないか?」を考えましょう。
OB・ハザードを避けて「セーフエリア」を狙うために
「どこに打ってはいけないか?」を考えるようにしましょう。
グリーンを狙う時には考えていただきたいことが3点あります。
- グリーンを4つのエリアに分ける
- 上の図の様にグリーン中心から4つのエリアに分けます
- 実際のグリーンは円ではないのでカート搭載のナビやピンプレースメントシート(ピンポジションシート)などで確認しましょう
- 1番打ってはいけないエリアを探す
- 4つのエリアの中で入れてはいけないハザードやOBに近いエリアを避けるために危険なエリアを探しましょう
- 最優先で避けないといけないのはペナルティの数が多いOBで次いでバンカーやラフとなります
- 打ってはいけないエリアの対極エリアを狙う
- 例えば上の図で安全エリアとなるのは手前側にバンカーと深いラフがあるので奥のエリアを狙えばセーフティということがわかります
- もし左側にOBがある場合は、左右で分けて右側のエリアを狙っていく事を考えられれば問題ありません
グリーンやピンを確実に捉えられる自信がある距離だった場合
もちろん、自分の得意クラブの距離が残っていた場合はグリーンを狙っていきたいですよね。
狙うことはもちろん問題ないのですが、キャリーで落とす縦距離だけは気をつけてください。
あくまでもセーフエリアを狙うことを最優先にしたいので、ピンの距離を狙うクラブの番手ではなくセーフエリアまでの距離を狙うクラブ番手でショットしていきたいですね。
上の図だと、1番手〜2番手ほど大きいクラブで狙う事になりますが、ハザードやペナルティエリアに入ってしまうよりマシだという事を再確認して狙っていきましょう。
やり過ぎなくらい徹底して危険エリアを避けるマネジメントをしましょう。
これから先、スイングが安定してボールをコントロールできる様になってきたらピンに向かって狙うエリアを狭くしていってください。
スイングを安定させてボールをコントロールするには?
マネジメントにより「ショットの精度」を上げたい方は、日頃の練習で練習場の看板にボールを当てる練習を取り組んでください。
最初は9番アイアンが良いでしょう。理由はショートアイアンはターゲットに対して左へ引っ掛ける可能性が高ため、絶対グリーンに乗せたいショートアイアンの腕を鍛えるのに適しているからです。
しかしながら、個人練習でスイングやショットの上達は目に見えるわけではないので成果が確認できません。
個人練習の限界を感じていて本気でゴルフの上達をしたい方は、結果にコミットする「RIZAP GOLF」がオススメです。
「RIZAP GOLF」では現在「体験レッスンが無料」となっていて、体験レッスンでは現在の自分の課題を的確に診断しアドバイスをもらえるので一度体験してみてはいかがでしょうか。
4、アプローチは1本のクラブを極めよう
アプローチの打ち方と聞いて、苦手意識のある方はいませんか?それはアプローチで寄せて1パットでホールアウトしたいと言う欲求から苦手意識が湧いてくるのです。
「100切り」レベルではアプローチでグリーンに乗せて2パットでOKですので、もっと気楽にアプローチを打つことを考えていきましょう。
また、あなたは「YouTube」でいろんなアプローチショットの動画が観れていろんなアプローチショットを練習してみたりしていませんか?
多くの引き出しを持ってアプローチをすることができるのは、プロや片手シングルといったほんの一握りのプレーヤーだけです。
練習すれば打てるようになるかもしれませんが、トリッキーなアプローチは一般ゴルフ場では必要ない場合がほとんどですので、「100切り」ができない人のアプローチは単純に簡単に打てる打ち方を極めることを最優先に練習していただきたいです。
では、どんなアプローチがあるのかみてみましょう。
ピッチエンドラン
- 9番アイアン(40度〜41度)
- ピッチングウェッジ(45度〜46度)
- アプローチウェッジ(47度〜54度)
ピッチングウェッジや48度〜54度くらいのウェッジで打つアプローチで、グリーンに落としてから転がしてピンに寄せていく打ち方になります。
グリーンの芝の状態にもよりますが、キャリーとランのイメージは上の図を参考にしてください。
ロブショット
- サンドウェッジ(55度〜57度)
- アプローチウェッジ(56度〜60度)
池やハザードを越えなくてはならない場合など、どしても上げないといけない状況の時だけ高く上げる球を打ちましょう。(多様は厳禁)
ロブショットはボールを上げるため、キャリーの距離を合わせる事が非常に難しいショットになります。
そのため、プロゴルファーでも1ラウンドでほとんど打つ機会がありません。
ロブショットを打つ際にはいくつか注意点があります。
- クラブはファースを開いてから握り直す
- ボールの位置は正面真ん中で左に寄せない
- 足のラインはつま先ではなく足の母指球で揃える
- スイングは足のラインに沿ってフェースを閉じない
ボールを上げて打つので打つのでその分フェースを開くため非常に難しい打ち方になります。
しかし、56°や58°といったロフト角のクラブであれば、フェースを開かなくてもボールは上がりますのでロブショットの練習をしていない方は普通に打つ事をオススメします。
アプローチが上手になりたい方へ
アプローチ専用の練習器具を紹介します。
日本一予約が取れないレッスンプロ浦大輔が考案したアプローチ専用のウェッジです。
本当に上達スピードが上がるので、オススメです!
5、パターのパット数は距離で目標を変えよう
最後にパターの考え方について説明します。
パターは全て1パットで入れることは不可能な話ですので、パットの距離によって目標を設定して無理をしない事でパッティングの不安を和らげましょう。
- ショートパット(1m以内):平均 1打〜1.5打
- ポイント|無理に入れに行かない(狙いに行って3パットすることがあるため)
- ミドルパット(10m以内):平均 2打〜2.5打
- ポイント|3パットしないことを考えて寄せる
- ロングパット(10m以上):平均 3打〜3.5打
- ポイント|1打目は2打目の打ちやすいラインへ狙っていく(3パットでOK)
パッティング打数は1ラウンドの合計で36〜38を目標としましょう。
合計36パット以下であれば、平均2パットで上がっている事になるのでパターが大成功と言えるでしょう。
パッティングが上手になりたい人へ
パターの練習は自宅でやる練習とグリーンで練習する方法があります。
自宅ではもちろんパターマットを使った練習になりますが、ただパターマットで打つだけではなく自宅でもグリーンでも練習器具を使った練習をすることをお勧めします。
パッティングレールは2年前に堀川未来夢プロがYouTubeで紹介して一時欠品するほど商品が品薄になりました。
また、パッティングマットでは松山英樹プロが長年愛用していることで有名です。グリーンでの練習に最適なコンパクトサイズとなっています。
「100切り」のマネジメントまとめ
これまで多くのゴルファーが「100切り」を目指して達成してきたのでしょうか?
統計を見ると全体の約32%の方と言われています。
全体の3割と言う数字を見ると「100切り」の壁は高く見えますね。
しかし、自分で練習を積み上げて成果が上がらない方が当記事をご覧いただき、「100切り」達成できる日が来ることを願っています。
ただ、別の方法でも「100切り」を達成できる方法があったらどうでしょう。
それは、「パーソナルゴルフレッスン」(マンツーマンレッスン)です。
「パーソナルレッスン」と聞くと高額なレッスン料金を払って受けるレッスンと思われる方も多いと思いますが、目標を明確にして取り組むことで短期間で成果を出し、目標達成後はレッスンを終了するといった方法だったらいかがでしょう。
そんな、悩みを解決できるレッスンが「RIZAP GOLF」です。
「100切り」なら、92%の方がレッスン後のラウンドで成果を上げており、累計会員20,000人(2023年9月末時点)に成果を出してきた「RIZAP GOLF」ならどんなゴルフの悩みも解決に導いてくれる事でしょう。
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