川崎春花プロを優勝へ導いたキャディさんは誰?過去のキャディさんを徹底調査!
川﨑春花プロは2003年生まれのダイヤモンド世代と言われる若手期待の選手です。
その成績は2021年にプロテストで最下位ながら合格し、翌年2022年ルーキーイヤーに19歳の若さで「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」にて初優勝を果たすと1ヶ月後に2勝目を飾る目まぐるしい活躍を見せました。
今回はそんな、川﨑春花プロのキャディさんに焦点を当てて、徹底調査して見ました。
デビューから3年ですでに4勝を挙げている川﨑プロはどんなキャディさんと一緒に戦っているのでしょう。
2022年|伊藤亜衣さん
川﨑春花プロがルーキーイヤーにレギュラーツアー初勝利を飾った大会は、なんとメジャータイトルの「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」(2022年9月8日〜11日)でした。
その時にキャディを務めた方は当時16歳の「伊藤亜衣」さんです。
なんと彼女は川﨑春花プロの出身校である大阪学院大高校の後輩です。元々キャディを務める予定だった同校の生徒が出場できなくなり、急遽キャディを務めることになったそうです。
とても、楽しかったとコメントされた伊藤亜衣さんですが、その雰囲気が川﨑春花プロの初優勝を引き寄せたのかもしれませんね。
2022年|森田彩聖さん
そして、誰もが驚いた初優勝から1ヶ月後の2022年10月20日〜23日にマスターズゴルフ倶楽部(兵庫県)で開催されたJLPGA公式戦「マスターズGCレディース」でレギュラーツアー2勝目を飾りました。
この時も、なんとキャディを務めたのは大阪学院大高校時代の同級生である「森田彩聖(あやせ)」さんです。
元々、初優勝を飾った「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」も森田さんがキャディを務める予定だったそうです。
残念なことに、試合直前に新型コロナに感染してしまい、キャディを務めることができませんでしたが、今回の優勝でしっかりと喜びを味わえたことでしょうね。
森田彩聖さんは2024年現在大阪学院大学ゴルフ部に所属してプロゴルファーを目指されています。
川﨑プロとのプロのツアー大会で同期の共演を果たして欲しいですね。
2024年|佐藤真キャディ
川﨑プロにとって最も意味のある優勝となったのが、「ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ」2024年7月4日〜7日(真駒内カントリークラブ)でしょう。
なぜなら、2022年の優勝以来、「人前でゴルフをするのが怖かった」と語るほどのスランプに陥っていたからです。
そんな、川﨑プロを支え続けたご両親に「私自身もつらかったんですが、近くで見ている父と母もつらかったと思うので、優勝を見せられて嬉しいです」と語った。
佐藤真キャディさんとは2023年からよくタッグを組むようになり、川﨑プロは「常に先に私が自分の考えを言って、それから相談するって決めた」と言う。
また、調子が上がらない時期も居残り練習に付き合い、川﨑プロの成長と変化を見届けてこられたことと思います。
そんな、佐藤真キャディのコンビ経歴は若手からベテランまで多くのゴルファーを見てこられた方です。
- 植竹希望
- 柏原明日架
- 菊池絵里香
- 葭葉ルミ
- 高橋美保子
- 勝みなみ
2024年|大溝雅教キャディ
そして、2大会連続優勝を達成した際のキャディさんはキャディーです。
「大東建託・いい部屋ネットレディス」の会場は福岡県糸島市と暑さも際立つ場所なだけに心配されていたが年齢なんぞなんのその、イキイキとした姿で川﨑プロをサポートしました。
酷暑のコースに、ひょうひょうと歩く大溝キャディに対して川﨑プロは「大丈夫?」と心配していたが「昨日の後半、私の方が先にバテました。大溝さんには“俺は意外と生き残るもんだよ”と言われた」とコメントしていました。
大溝キャディはかつて片山晋呉、藤井かすみ、福嶋晃子らのバッグを担ぎ、米ツアーでは小平智のエースキャディーを務めていたそうで、タフな体づくりをされているのでしょうね。
- 片山晋呉
- 藤井かすみ
- 福島晃子
- 堀琴音
- 小平智
- イ・ボミ
お酒が大好きでツアー仲間から愛されている方ですが、そのひょうひょうとした人柄で作り出す試合での雰囲気は大溝雅教キャディでないと作れないと評判です。
大溝キャディは過去に闘病生活をしていた!?
大溝キャディは2020年に「胃がん」で入院しています。
当時は堀琴音プロとタッグを組んでいましたが、堀琴音プロは大溝キャディが入院した際にお見舞いに北海道まで足を運んで励ましていたそうです。
多くのプロ選手にもその存在を示してきた大溝キャディはプロ中のプロと呼ぶに相応しいキャディさんですね。
最強のキャディは小梅ちゃん!?
そして、最後に川﨑春花プロの心を癒していた影の立役者を紹介します。
それは、愛犬の「小梅」ちゃんです。
とても可愛い小梅ちゃんは2023年の大東建託・いい部屋ネットレディス後に父親の太郎さんからサプライズプレゼントされたチワワです。
小梅ちゃんが新しい家族になった1年後に2大会連続優勝を果たすなんて、彼女(メス)も立派なキャディさんですね。
川﨑プロはこの若さで大活躍をしてきていますが、その裏には多くの方が関わって支えてくださっていることがわかりました。
これからも、川﨑プロの活躍に期待しながら、そのウラで川﨑プロを支えてくれる方達も一緒に応援していきたいですね。