マスターズの歴史|ビジネスマンが知ってて得するゴルフ豆知識
日本人ゴルファーで桜を感じる季節になると世界的に有名なゴルフの祭典「マスターズ」が始まります。
マスターズ・トーナメントは4大メジャー大会の一つとして、毎年アメリカ合衆国ジョージア州の「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で開催されます。
伝統と歴史に富んだこの大会には、色々な興味深い歴史があります。
ゴルファーであれば、生涯に一度はこの大会を身近に感じてみたいと思うのではないでしょうか。
今回は、マスターズについて知らない人もゴルフ話題として知ってて得する豆知識を伝授します。
名前だけは知っているゴルファーの名前も出てくるのでビジネスシーンや接待ゴルフの話題などで活用いただければ幸いです。
- ゴルフが好きな人
- コンペや接待ゴルフのプレー中に話題が無くなってしまう人
- ゴルフを始めたての方
- マスターズをTVで観戦している方
- ゴルフ豆知識を蓄えたい方
\ この記事を書いているのはこんな人です /
マスターズについてのお話
マスターズの起源
マスターズトーナメントは1934年に始まりました。
当初は「オーガスタ・ナショナル招待トーナメント」として知られ、クラブの共同設立者である伝説のゴルファー、ボビー・ジョーンズと投資家クリフォード・ロバーツによって創設されました。
大会はすぐに人気を博し、ゴルフ界の中心的なイベントの一つとなり、1939年から現在の名称「マスターズトーナメント」を使い始めました。
ボビー・ジョーンズについて
https://www.pinterest.jp/pin/320811173479202526/
マスターズの創設者でもあり「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」のコース設計にも携わった人物。
アマチュアながら自制心に優れたプレー態度から『球聖』と呼ばれたゴルフ史を代表するゴルファー。
- 全米オープン 4度優勝
- 全英オープン 3度優勝
- 全米アマ 5度優勝
- 全英アマ 1度優勝
- 1974年 世界ゴルフ殿堂入り
まさに、世界最強のアマチュアで競技ゴルフの運営・業務にも携わり多くのゴルファーに愛された人物。
\ ボビー・ジョーンズの残した言葉 /
人生での価値はどれほどの財産を得たかではない。 何人のゴルフ仲間を得たかである。
ゴルファーであるなら、一度は耳にしたことのある人物でしょう。
そして、彼を目標とするゴルファーはとても多いのではないでしょうか。
マスターズとアメニティーズ
マスターズトーナメントは、ただのゴルフ大会ではありません。
アゼリア、ピンクのドッグウッド、そして大会期間中に特別にサービスされるピーチアイスクリームなど、美しい植物や特別な飲食物で知られています。
これらはオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの春の伝統とされ、訪れる人々にとって忘れがたい魅力の一つです。
名誉ある場所の名前の由来
オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブには、アーノルド・パーマー、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーなど、歴史に名を残す偉大なゴルファーにちなんだ名前のブリッジがあります。
これらは彼らの伝説的なプレーを称えて名付けられ、コースの特別な場所となっています。
パトロンの由来
パトロンとは「後援者」や「保護者」を指す言葉ですが、マスターズでは観客のことを「ギャラリー」ではなく「パトロン」と呼びます。
これは、かつてオーガスタナショナルゴルフクラブの会員が資金援助を行って大会運営に関わったことから、このように呼ばれています。
マスターズトーナメントの記録
2019年
タイガー・ウッズが11年ぶりのメジャー制覇
優勝パットを決めたシーン
歴史上最も低いスコア
2020年ダスティン・ジョンソンはマスターズの歴史上最も低いスコア、合計268(20アンダーパー)を記録しました。
この圧倒的なスコアで彼は大会を制覇し、ゴルフ史にその名を刻みました。
それまでの記録は1997年タイガー・ウッズの18アンダーパーの270打です。
この記録は、後に来る選手たちに大きな目標として与えられ、ゴルフの技術と戦略の進化を促す一因となり、ゴルフ史におけるひとつの金字塔とされています。
なぜなら、ウッズはこの年に4日間を通して圧倒的なパフォーマンスを見せ、次の世代のゴルフに対する標準を新たに設定したからです。
大会の歴史だけでなく、マスターズトーナメントには独特の記録やデータもあります。これらは大会を一層魅力的なものにしています。
最も若い優勝者
1986年、21歳でマスターズに優勝したタイガー・ウッズは、その時点で史上最年少のマスターズ優勝者となりました。
この若さでの偉業は、彼の圧倒的な才能と将来性を示していた。
ウッズの勝利はゴルフ界における若手選手の台頭を予感させ、その後のゴルフの世界における若返りの波を推し進める一つの契機となりました。
彼の活躍は若い世代にゴルフへの興味を抱かせることにも一役買い、さらにゴルフ市場の拡大に寄与したと言えます。
特にこの時に使用していたパターは誰にも触らせないとタイガーは最愛の息子に伝えたと言われています。
最も年長の優勝者
1986年、ジャック・ニクラスは46歳でマスターズを制覇し、最も年長の優勝者となりました。
この勝利は非常に感動的で、多くのゴルフファンに記憶に新しいものとなっています。
ニクラスはこれまでのキャリアで計6回マスターズを制しており、その偉業は未だに語り継がれています。
連続優勝した選手
タイガー・ウッズは1997年と2001年、そして2002年にマスターズで優勝し、大会史上最多の連続優勝記録を保持しています。
彼のこの偉業は、ゴルフ史において特筆すべき成就の一つとされています。
1大会で最多バーディー
2001年の大会では、フィル・ミケルソンが驚異的な25バーディーを記録しました。
この偉業は、高い技術と精神力が必要とされるマスターズの歴史の中で最も際立った記録の一つです。
マスターズのホールインワン
マスターズではこれまでに多くのホールインワンが達成されていますが、最も記憶に残る瞬間の一つは2016年、第16ホールでのルイ・ウーストハイゼンのホールインワンです。
彼のボールは別のボールにぶつかり、最終的にカップに吸い込まれるという驚きの展開でした。
この珍しい出来事はファンにとって忘れがたいハイライトとなりました。
世界最高峰のプロゴルファーが集まるメジャー大会なだけあって、どのプレーも見どころありますが、その中でもホールインワンはとても興奮しますね。
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マスターズと大統領
アイゼンハワー大統領はマスターズトーナメントに深い関わりを持っていました。
アイゼンハワーはオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブのメンバーであり、何度もこのトーナメントを訪れています。
彼の名前は、オーガスタにある「アイゼンハワーの木」やアイゼンハワーキャビンにその名を残しています。
大統領がこの大会に関わることで、マスターズの地位はただのスポーツイベントを超え、より広い文化的意義を持つものへと高まりました。
トーナメントでの珍事件
マスターズの歴史の中で、時には予想外の出来事が起こりました。
例えば、1983年には、電子スコアボードに誤った情報が表示され、一時的に混乱が生じたことがあります。
また、時折、野生の動物がコースに現れることもあり、選手や観客に驚きを与えました。
これらの珍事件は、トーナメントの独特な雰囲気をより豊かにし、後に楽しい逸話として語り継がれることとなります。
選手たちの風変わりなルーティン
各選手にはそれぞれ独自の準備方法やルーティンがありますが、中には特にユニークなものも存在します。
例えば、特定の色のシャツを大事なラウンドで着用する、決まった食事をする、同じ練習ルーティンを繰り返すなどがあります。
これらの行動は選手にとって心理的な安定や自信を高めるものであり、彼らのパフォーマンスに大きく影響を与えています。
記憶に残るファンとの交流
マスターズでは、選手とファンの間の特別な交流もしばしば見られます。
ファンにサインをする、写真を撮る、あるいは練習ラウンド中にファンとの会話を楽しむなど、これらの小さな出来事がファンにとって忘れられない思い出となっています。
特に、若いゴルフファンにとっては、彼らが憧れる選手との直接の交流は、これからの夢への大きな励みになります。
日本男子プロの交流もこういった活動を見習って現在では積極的にファンとの交流を深める活動を行っています。
まとめ
マスターズトーナメントは歴史の中でさまざまな感動シーンや興味深いエピソードを生んできました。
これらの背後には、単にスポーツの競技を超えたストーリーや人間性が垣間見え、ゴルフファンだけでなく、多くの人々に楽しまれています。
4大メジャー大会の中で唯一ゴルフ場が決まっている「マスターズ・トーナメント」はこれからも数々の名シーンを生み出し、ゴルフ界で語り継がれるでしょう。
今回はここまで
また、次の記事でお会いしましょう!