まさかの失格処分|美しすぎるプロゴルファー鶴岡果恋とはどんな選手?
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は4日、前週のヨネックス・レディースで9位となった鶴岡果恋(24=明治安田)をスコア誤記で失格処分にしたと発表した。
昨年から成績も好調で今後の活躍に期待されていた美人ゴルファーの失格処分という衝撃の審判に対して、様々な感想が飛び交っている状況なので、失格処分に至った経緯から本人のコメントについて調査してみました。
鶴岡果恋選手はどんな女子ゴルフプレーヤーなのか深掘りしていきます。
失格事件の真相
事件は「ヨネックスレディス」(5月31日〜6月2日/新潟・ヨネックスCC)の最終日に起きました。
最終日17番ホール(Par4)にて、1打目をOBゾーンのある右方向に大きく曲げてしまったので暫定球を1打目と同じ方向へ打ち出してセカンド地点へ向かった。
セカンド地点にて、フェアウェイ上に止まっているボールを1打目と認識してプレーを続行してそのままホールアウト。鶴岡選手はOB暫定球でのホールアウトだったため、本来「6」のダブルボギーを「4」のパーとしてスコア記入して提出。
しかしながら、1打目と認識していたボールが実は暫定球だった事がホールアウト後にJLPGA競技委員会の映像確認で発覚した。
これにより、鶴岡果恋選手は「失格」として処分されるに至ったのです。
https://news.golfdigest.co.jp/news/jlpga/article/168563/1/?car=fromNewsSearch
引用元|GDOニュース
この「失格処分」を受けて鶴岡果恋選手は自身のSNSで、
『先週開催されましたヨネックスレディーストーナメントにて過少申告のため失格となりました。関係者各位、ファンの皆様に多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます。』
と、経緯の説明と試合当時の情報を発信した上で、「自分自身つねに正直誠実にプレーしています。決して嘘をつこうなどゴルフ人生で一度も思ったことも感じたこともありません。ですがこの一件でそう感じさせてしまった事を深く反省しています。」とコメントしました。
この一部始終に対して、ファンからは様々な声が上がっているようです。
- シード圏内とはいえ確定でも安全圏でもないので、本人もかなりショックでしょう。推してるプロの1人なので次戦以降も気を取り直して頑張ってほしいですね。
- スコアカードは他の同伴競技者が書いてホールアウト後に本人が確認とサインをして提出します。またアテストではそれを係の人がアウトとインとトータルを選手本人に口頭で確認して間違いないと言った時点で提出成立です。
- 鶴岡プロが意図的に、ということはないでしょうから暫定球が一打目と勘違いして、同伴競技者も気づかなかったんですかね。 ポイントや賞金を考えると、ケアレスミスでは済まされないですね。
コメントを拾ってみるとフォアキャディに暫定球を1球目と伝えられてしまった鶴岡選手に同情の声が多く上がっていました。
今回の処分で、審判の存在しないスポーツであるゴルフの解決し難い課題が浮き彫りになりましたね。
しかしながら、ゴルフというスポーツは全て自己判断・審判も自分で行う特殊な競技なので、受け入れ難い方には理解できない世界なのです。
本人もあらためて、ゴルフ競技の厳しいルールと自己責任の重さを感じたことと思います。
スコア提出は誰がするのか?
あまり、競技ゴルフを知らない方から見たら考えにくいことなのですが、ゴルフのアテスト(スコア提出)はマーカー(同伴者)が行うのです。
つまり、今回の例であれば鶴岡選手のスコア提出は本人ではなく、同伴競技者である「新垣選手」・「穴井選手」どちらかが提出していることになります。
もちろん、スコア提出前に本人チェックを必ず行うため、最終的には鶴岡選手の確認ミスが「スコア過少申告」につながったと言えるのです。
ボールのマークについて
鶴岡選手が謝罪時に説明していたボールマークだが、おそらく、自身の好きな番号で統一しているのではないでしょうか。
多くのプレーヤーはボールに記載されている「ナンバー/数字」を暫定球の時には別の数字に変更して打つのに対して、中には「ラッキーナンバー」や「目標スコア」など、数字によるゲン担ぎに近い理由で、同じボール・数字を使用するプロ選手も数多くいらっしゃいます。
その場合は、今回の鶴岡選手のようにボールに別々のマークをつけて識別できるようにするのですが、その識別確認の作業が疎かであったことが事件の真相になります。
また、ファンの中には、「アマチュアでも誤球トラブル防止のために番号を変更して暫定球を打っているのでキャディ含め回りが誰も気付かないとは、トッププロのトーナメントとしてはお粗末ですね。」との意見もみられました。
一方で、鶴岡選手の謝罪に対しては「指摘に沿ってすぐさま認識、謝罪をするのはスポーツマンシップにもマッチした対応だと思います。」など高い評価を得ています。
鶴岡果恋のプロフィール
鶴岡果恋(つるおか かれん)選手は身長166cmと抜群のスタイルに美しい容姿を兼ね備えている人気の日本女子プロゴルファーで、その容姿と技量で多くのゴルフファンに愛されています。
1999年生まれで、10歳の頃からゴルフを始め、数々のジュニアトーナメント経験があります。
また、モデル業もこなすマルチな才能を持っています。彼女のプレーは単なるスポーツではなく、まるで芸術を見るような魅力があります。
プロテストには2018年(JLPGA90期生)として合格し、同期には渋野日向子・原英莉花がいるいわゆる「黄金世代」で、プロ転向後も国内外のツアーで活躍し、特に彼女の柔らかいスイングと冷静な判断力が評価されています。
優勝はないもののツアー出場経験を積み上げて着実に実力を身につけて成績を上げているて
2021年には、ヤマハレディースオープン葛城で「4位タイ」
ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメントでも最終日に「64」という好スコアで「3位」になっています。
2023年では、TOP10入り3回、年間獲得賞金21,200千円(57位)と年を重ねるごとに成績も上向きとなっています。
2024年では、予選落ちもありながらも既にTOP10入り4回達成し、「KKTバンテリンレディス」では「2位タイ」の成績を収めているため、優勝も目前と囁かれていた矢先に今回の騒動となってしまいました。
今回の事件を通して、鶴岡果恋選手のプロフェッショナルとしての姿勢や、その背景での努力が改めて注目されました。
彼女の失格処分に対する反応やその後のコメントからも、人間としての誠実さやスポーツマンシップが伺えます。どのスポーツにも言えることですが、試合だけでなく、人間性や倫理観までもが重要視されることを実感させられました。
この一件が鶴岡選手や他の選手たちにどのような影響を与えるか、また今後のゴルフ界全体に対する影響についても、興味が尽きません。彼女がさらに成長し、次のステージでどのような活躍を見せるのか、期待が高まります。鶴岡選手の今後の動向に注目し、引き続き熱い応援を送りたいと思います。
失格処分という厳しい現実を受け入れたうえで、彼女がどのように立ち直り、前へ進むかを見守ることが、ファンにとっても重要です。しっかりとしたサポートと理解が、彼女の再起に繋がることでしょう。今後も、鶴岡果恋選手に対する温かい応援を続けていきたいものです。