ゴルフ|オリンピックゲームで勝つために実行する事【3選】
ゴルフにはストロークプレーによるスコアを競う他にも独自のルールで楽しむゲームがあります。
アマチュア同士で行うゲームは、ハンデキャップや熟練度に直結しにくいゲームもあります。
その中で最もポピュラーなゲームが「オリンピック」というゲームではないでしょうか?
おそらく、ゴルフを少しかじってラウンド経験のある方なら聞いたことや実際に参加したこともある方もいると思います。
ゲームですので勝敗があり、負けるとやっぱり悔しいです。
この記事では、オリンピックゲームについてその知識とゲームの特徴を紐解いて、今日から実践できる勝つために必要なコト3選をお伝えします。
少なからず、お役に立てると思いますので、ごゆっくりお楽しみください。
この記事を読んでいただきたい人
- オリンピックゲームを知らない人
- オリンピックゲームで勝てない人
- オリンピックゲームが好きな人
- 私の後輩ゴルファー
\ この記事を書いているのはこんな人 /
ゴルフにおけるオリンピックゲーム
オリンピックと聞くと多くの人は『4年に一度開催される”世界的なスポーツの祭典”』を思い浮かべるでしょう。
しかし、ゴルフにおけるオリンピックは「グリーン上で競うゲーム」になります。
このオリンピックゲームはよく賭けの対象として採用されるゲームで、私は基本参加しないのですが、私の後輩が勝てる方法を教えて欲しいと懇願してきたのでこの記事を書くことにしました。
まずは、ゲームの基本ルールと特徴を解説します。
オリンピックゲームのルール
オリンピックゲームのルールは以下の通りです
- グリーンに乗った時点からゲームスタート
- グリーン上でカップからボールの位置が遠い人から金→銀→銅→鉄の格付けで呼ばれます
- グリーン上で一番最初のパットでカップインすると格付け点数を獲得
- 18ホール(1ラウンド)or9ホール(ハーフラウンド)が終わった時点の獲得点数を競う
- グリーン上もカップから遠い順にプレーする
- 最初のパットをして入らなかった場合は権利が無くなる
※格付け名:『金』一番遠い、『銀』二番目に遠い、『銅』三番目に遠い、『鉄』一番近い
グリーン上にボールが乗った時点からゲームがスタートするので、グリーンにボールが何打で乗ろうが関係ありません
また、距離が10mだろうが1mだろうが一番遠いボールが「金」となり
どんなに距離があっても一番近いボールが「鉄」となります。
ちなみにグリーン上以外からパットをしないでカップイン(チップイン)した場合はダイヤモンドの格付けとなります。
ダイヤモンドが出た場合は一般的に他3名で競うのため、遠いボールより「金」→「銀」→「銅」となり、「鉄」はなくなります。
グリーン上で自分のボールの位置から格付けが決まった後、最初のパットを打って入らなかった場合は権利が無くなります。
言い方を変えると、このゲームは『ワンパット』でホールアウトすることを競うゲームになります。
オリンピックの勝敗は点数による勝負
グリーン上からのワンパットで入れた獲得点数を競うことになりますので、一番遠い「金」が最も獲得点数が高くなります。
一般的な格付けによる獲得点数は下記のとおりです
- 金:4点
- 銀:3点
- 銅:2点
- 鉄:1点
- ダイヤモンド:5点
ラウンド終了時もしくはハーフラウンド終了時の持ち点で順位が決まります。
そして、賭けゴルフの場合はこの得点をそれぞれ独特の点数計算を行い、自身の最終得点を決定します。
オリンピック得点の計算式
『自分の合計点数×同伴者の人数』ー『自分以外の点数合計』
=『自分の得点』
点数が確定した後、『自分の得点』×100円が自分の取り分として計算します。
つまり、自分の得点がマイナスだった場合は支払いをしなくてはなりません。
【注意】ゴルフゲームは注意が必要です
とても大切なことなので、あえて書きます。
私がオリンピックゲームに注意喚起している理由は、金銭の絡んだ賭けゴルフに活用されるためです。
しかし、オリンピックゲームの勝敗で「昼食」や「ラウンド後の食事」をご馳走するなどの「一時の娯楽に供する物」を賭けた場合は私も賛同します。
ゴルフは「紳士のスポーツ」とよく表現されますが、一人のゴルファーとして法的に問題のあることには毅然とした態度を取るように心がけるべきだと私は考えます。
刑法185条の解釈について
刑法 185 条は「賭博をした者は、50 万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の 娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない」と規定する。
引用元:賭博罪をめぐる論点についてhttps://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/sports_content/pdf/005_05_00.pdf
過去にも賭けゴルフで告発事件は多々起きていますので、特に社会人で一定の立場にあるような方は本当に気をつけていただきたいです。
オリンピックゲームに勝つために考える事
さて、そんなゴルフのオリンピックゲームですが
もちろん、「金」や「銀」の点数をたくさん取った方がゲームに勝ちやすくなりますが、しかし、そんな簡単に「金」や「銀」をワンパットで決められることはありません。
特に「金」は中々取ることができません。
では、どうすればこのオリンピックゲームで勝つことができるのでしょう?
オリンピックゲームに勝つ条件
もちろんゲームですから勝者と敗者がいます。
当たり前のことですが、ゲームに勝つには2つの条件があります。
- 自分ができるだけ点数を稼ぐ(ワンパットをたくさんする)
- 同伴者に点数を取らせない
本当に至極当たり前のことですが、同伴者に点数を取らせないように邪魔することはルールやマナーとしてよくありません。
ということは、自分が周囲の人より点数を稼ぐしか方法はないですね。
事項では、自分の得点を稼ぐ方法を解析します。
ワンパットでカップインするためにやること
オリンピックのルールをもう一度振り返ってください。
オリンピックの得点の条件とルールのポイント
- グリーン上でワンパットでカップにボールを入れる
- グリーン外から直接カップインをする
- グリーンにボールが乗るまでは何打かかっても良い
ルール上、グリーンに乗るまではゲームが成立しないため、❶と❷を効率よく達成できることを考えましょう。
ズルい話かもしれませんが、本当に勝ちたかったら手段を選ばずに自分にできる事を愚直に実行する事です。
ゲームに勝つために実行するコト
- 自信のある距離に到達するまでは直接グリーンを狙わない
- 例1:50yに近づくまで刻み続ける
- 例2:100yまではグリーンのカラーを狙う
- ゴルフの練習では必ずアプローチを重点的に行う
- 絶対に自信のあるパター距離を作り上げる
正直に申し上げると、アマチュアゴルファーのほとんどが100y付近でグリーン上のピン(カップに刺さっている旗)を狙いすぎです。
大袈裟かもしれませんが、100yでピンを狙ってもピッタリ距離が合うのは30%くらいでしょう。
ほとんどの方が距離を±10y程度の誤差で打っています。
それでは、ピンにボールが絡まずに10yくらいのロングパットを残してしまいますよね。
特に平均スコアで100を切れていないゴルファーに私はピンを狙うことをススメていません。
それよりも、グリーン付近の安全地帯を狙う事をオススメしています。
「安全地帯」とはバンカーのないエリア・フラットなエリア・グリーン奥の傾斜がきついエリアの事です。つまり、アプローチしやすいエリアを狙うと言う事です。
確実にワンパットを狙うのであれば、無理にグリーンを狙う事を避けた方が、ゲーム的にも自身のスコアメイクにも繋がることになります。
ご自身のゴルフマネジメントを見直す機会と思ってトライしてみてください。
堀川未来夢プロに教わるアプローチ
アプローチしやすい場所にボールを運べたら、次はカップに寄せるアプローチの出番です。
しかし、ココでもゴルファーを悩ます問題があります。
それは、アプローチが安定しないコトです。
この問題をクリアにするには「堀川未来夢」プロの動画をぜひ参考にしてみてください。
課題別にアプローチレッスン動画を用意しましたので、一度目にしてください。
練習も伴いますが、ゴルフは練習しなくては上達はしませんので頑張ってください。
特に距離感については、グリーン周辺からのアプローチでは絶対に身につけていただきたいスキルです。
ゴルフ練習場では必ずアプローチの距離感を鍛える練習をしてください。
ゴルフの腕前がシングルになるためには必須スキルと言っても過言ではありませんので、練習場で距離感を身につけて実践できるようにしてください。
堀川未来夢プロに教わるパッティング
アプローチでボールを寄せた後はパットの出番です。
パターもご自身で練習していただきたい内容になります。
特に1mのショートパットは強気にまっすぐに打てるように練習をしなくてはなりません。
そして、1mを強くしっかり打つことができるようになれば、ショートパットが怖く無くなり一気にワンパットの確率が上がります。
コチラも「堀川未来夢」プロの動画を用意しましたのでご覧ください。
実はこの動画は私がパターに自信を持つことができるようになったきっかけの動画です。
練習は動画内で紹介されている練習道具を使ってパター練習するだけです。
商品の紹介は下記サイトよりご確認ください。
動画内でも堀川プロが紹介されている「パッティングレール」には2種類あり
真ん中のレール部分に「溝」があるか?ないか?の2種類を間違えないように注意喚起していました。
紹介しているのは「溝」のないタイプで非常に難しいです。
購入の際はお間違えないようにご注意ください。
さて、ここまでアプローチとパターのマネジメントによりオリンピックゲームの勝ち方が理解できてきたと思います。
実は、ゴルフプレーヤーは相手の方が優れている状態を見せつけられると非常にプレッシャーを感じます。
プレッシャーを感じるとパッティングも上手くいかずにショートパットも外すようになりますので、あなたにとってもチャンスとなります。
同伴者やライバルにプレッシャーを与えられるように、アプローチとパッティングを上達させてゲームに勝てるようになってください。
オリンピックゲームで勝つための3つの項目
ここまで、説明してきたことをしっかり実践いただければ「オリンピックゲーム」は怖くありません。
いざ、誘われても良いように日頃から練習に取り入れてください。
最後にオリンピックゲームで勝つために実行いただくコトは3つです。
- 自信のある距離に近づくまで直接グリーンを狙わない
- アプローチは距離感を鍛えてカップに寄るスキルを身につける
- パッティングレールを使った練習でショートパットに強くなる
ちなみに、私は上記スキルを身につけて、シングルになりました。
特にパッティングレールは10,000回レールの上を通す練習を家で実践してからパターに自信がつきました。
述べてきたように、オリンピックゲームも考え方によってはゴルフのショートゲームが上手になり、寄せワンが得意になってスコアが纏まることにつながります。
上達を考えたら、オリンピックゲームもお誘いに乗るのは悪くない選択ですね。
ただし、賭け事にだけは十分に配慮と注意をお願いいたします。
では、今回の記事はここまでです!また、次の記事でお会いしましょう!