【動画あり】竹田麗央のクラブセッティングと番手毎の飛距離を調査!
2024年11月に開催された日米女子ツアー共催「TOTOジャパンクラシック」で見事優勝を果たした「竹田麗央(りお)」プロが、米女子ツアー出場権を獲得しました。
「TOTOジャパンクラシック」最終日にTOPと3打差の4位でスタートした「竹田麗央」プロは「1イーグル」、「5バーディ」、「1ボギー」の67でホールアウトし、「マリナ・アレックス」(アメリカ)とのプレーオフを制しました。
最終日のプレーで際立ったその飛距離は多くのファンを魅了して、選手からは脅威となったことでしょう。
そんな、竹田麗央プロのクラブセッティングとクラブ番手毎の飛距離を調査しました。
ぜひ、記事内容を参考にしていただき彼女の戦いの場となる「アメリカツアー」のプレー観戦を楽しみながら応援しましょう。
竹田麗央(たけだりお)プロのクラブ番手毎の飛距離
竹田麗央プロのクラブ番手毎の飛距離は季節・気温・コースセッティング・地面の硬さなどにより変わってきますので、参考値としてご確認ください。
クラブ番手 | ロフト(度) | 長さ(インチ) | 飛距離(Y) |
---|---|---|---|
1W | 8.5 | 45.25 | 250〜270 |
3W | 15 | 43 | 220〜230 |
UT | 19 | 40.25 | 210 |
UT | 22 | 39.75 | 190 |
5I | 24 | 38.25 | 180 |
6I | 28 | 37.5 | 170 |
7I | 32 | 37.0 | 160 |
8I | 36 | 36.5 | 150 |
9I | 41 | 36.0 | 135 |
Wedge | 46 | 35.5 | 120 |
Wedge | 50 | 35.375 | 110 |
Wedge | 54 | 35.25 | 90 |
Wedge | 58 | 35.0 | 75 |
クラブ別の飛距離表をご覧いただく通り、竹田麗央プロのフィジカルスペックは男子プロも凌駕する素晴らしいものがあります。
また、飛距離だけではなくアプローチの技術も素晴らしくグリーンを外しても寄せワンで凌ぐ事ができるため、積極的なプレーが竹田プロの魅力となっています。
竹田麗央(たけだりお)プロのスイング
『TOTOジャパンクラシック』で圧巻のプレーで観客を魅了した竹田麗央プロを「YouTube」で見つけましたので紹介します。
体幹を使って鋭く切り返すスイングは、一朝一夕で真似できるようなスイングではないでしょう。
日頃のトレーニングとメンテナンスがしっかりしている証拠と言えますね。
竹田麗央(たけだりお)プロのクラブセッティング
それでは、竹田麗央プロのクラブセッティングを見てみましょう。(2024年11月現在)
竹田麗央プロのスイングに合わせてセッティングしているクラブはどういった物でしょうか?
ドライバー|スリクソン「ZXi LS ドライバー」9.0度
ドライバーは低スピンモデルのドライバーを使用しています。
スリクソンのZXi LSは、進化したフェース構造「i-FLEX」でスリクソン史上最速のボールスピードを生み出し、低スピンで大きく飛ばすモデルになります。
ドライバーのシャフトは「ツアーAD UB」で手元調子の硬いシャフトを好んで使用している様です。
ちなみに、シャフトのスペックは5Sと軽硬セッティングとなっています。
3番ウッド|スリクソン「ZXi フェアウェイウッド」
フェアウェイウッドもスリクソンの新商品「ZXiシリーズ」をチョイスしています。
今回のフェアウェイウッドの目玉は「シャフトスリーブ付き」(通称カチャカチャ)です。
これにより、今までできなかったフェアウェイウッドのロフト角・ライ角を調整できる様になりました。
また、自分に合ったシャフト選びができなかった方も好きなシャフトに変更しやすくなりました。
ユーティリティ|スリクソン「ZXi ハイブリッド」3番(19度)・4番(22度)
3番ウッドの下には5番ウッドではなく3番(19度)のハイブリッドをセッテングしています。
打ちやすく、ミスに強いハイブリッドでロングホールでも2オンを狙っていける仕様となっています。
そしてシャフトは「ツアーAD DI 70S」をチョイスして全体のバランスを考慮しています。
アイアン5番|スリクソン「ZXi 5」アイアン
アイアン6番〜Pw|スリクソン「ZXi 7」アイアン
アイアンのセットをチェックすると竹田麗央プロの飛距離スペックがよくわかりますね。
高さと安定した飛距離が求められる5番アイアンは前作から評判の高い「ZXi5」、飛距離より正確性と安定したスピン性能を求められる6番〜PWは「ZXi7」のコンボセッティングとなっており、アマチュアゴルファーのお手本のようなセッティングです。
特に「ZXi7」は今まで使用してこなかった軟らかい軟鉄「S15C」を採用したアイアンでより手元に届く打感がボールコントロールをイメージし易くします。
24年は飛距離だけではなくアプローチの進化で魅せてくれた竹田麗央プロが今後ショット力を身につけて活躍する姿が楽しみですね。
ウェッジ(50度・54度・58度)|RTX6 ZIPCORE
ウェッジは振りやすさと安定したスピン量を実現するためにネック部分に特殊加工を施したクリーブランド「RTX6 ZIPCORE」を選択しています。
23年オフシーズンはこのウェッジをひたすら練習してアプローチ精度を高めて24年の成績に直結したと語っているほど信頼を寄せているギアとなります。
他の女子プロと飛距離の差があるため、ウェッジは充実したセッティングになっています。
アプローチでもハードなセッティングのグリーンをどの様に狙っていくのか見どころですね。
パター|オデッセイ AiーONE #7S
パターはオデッセイの「Ai-ONE #7」を使用しています。
Aiインサートでミスヒットでもインパクトロスを抑えて転がる距離を安定して狙うことができます。
ボール|スリクソン ZーSTAR
ハードヒッターの竹田麗央プロはボールもハードかと思いきや「ZーSTAR」でアプローチのような絶妙な打感でボールを運びたいためにノーマルタイプを選んでいます。
ドライバーやパターのヒッティング時の感触をとても大切にしているようで、特にアプローチの打感をメインにチョイスしているそうです。
今後の竹田麗央プロの活躍に期待!
竹田麗央プロのクラブセッティングとクラブ番手毎の飛距離を調査しましたが、竹田プロは女子プロの中でもダイヤモンド世代として2024年に飛躍したプレーヤーです。
2023年はQTランク22位からレギュラーツアーの出場権を獲得して2024年地元熊本で開催された「KKT杯バンテリンレディスオープン」で念願の初優勝を果たしました。
初優勝したKKT杯バンテリンレディスオープンのハイライトがコチラ↓
初優勝とは思えない堂々としたプレーで地元ファンを沸かせました。
この初優勝を機に2024年は8勝(11月4日現在)を挙げています。
2025年からはアメリカツアーに挑戦するために日本ではプレーを観戦できなくなりますが、竹田プロの可能性溢れるプレーは心からエールを送り応援したくなります。
今後も竹田麗央プロの活躍を期待して見届けましょう。