【2025年】佐久間朱莉プロのクラブセッティングと番手毎の飛距離を公開!

こんにちは「たまごる」です。
2025年4月20日「KKTバンテリンレディスオープン」にてプロ5年目の佐久間しゅりプロがツアー初勝利を遂げました。
2024年は「富士フィルムスタジオアリスオープン」で悔しい涙を見せた場面もありましたが、TOP10が14回(うち2位が3回)と”最もツアー初優勝が近いプロ”と言われていました。
今回はそんな佐久間朱莉プロのプロフィールから2025年のクラブセッティングと番手毎の飛距離について調査してみました。
この記事をチェックいただき、今後の佐久間朱莉プロのツアー観戦にお役立てできればと幸いです。
佐久間朱莉プロのプロフィール
佐久間朱莉(さくま しゅり)プロは、2002年12月11日生まれ、埼玉県川越市出身の女子プロゴルファーです。身長155cm、血液型はAB型。3歳の時に父親の影響でゴルフを始め、中学3年時から「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」に所属し、尾崎将司プロに師事しています。
アマチュア時代には関東ジュニアゴルフ選手権(2016年、2018年)や関東女子ゴルフ選手権(2019年、2021年)で優勝するなど輝かしい成績を残し、2020年にはJGAナショナルチームにも選抜されました。
2021年6月のJLPGA最終プロテストにトップ合格しプロ転向。同年11月にはステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」でプロ初優勝。
2022年から本格的にレギュラーツアーに参戦し、2024年シーズンはメルセデス・ランキング8位に入る実力を見せながら未勝利に泣きました。
しかし、2025年4月「KKT杯バンテリンレディスオープン」で悲願のレギュラーツアー初優勝を果たしました。
プレースタイルは、身長155cmながら平均250ヤードを記録するドライバーショットを武器とするショットメーカー。
PINGのクラブを長年愛用し、PINGの安定性を活かしたプレーが特徴。得意クラブは8番アイアン。課題だったショートゲームも、データを取り入れた練習で克服に励んでいます。
クラブセッティング

佐久間プロは小学校4年生からPINGのクラブを使用し続ける、生粋のPINGプレーヤー。
2025年のKKT杯バンテリンレディス優勝時のセッティングは以下の通りです。
クラブ種別 | メーカー | モデル名 | ロフト/番手 | シャフトメーカー | シャフトモデル/スペック |
ドライバー | PING | G430 MAX 10K | 9度 (10度で使用) | 日本シャフト | N.S.PRO Regio Formula B+ (55g, S) |
フェアウェイウッド | PING | G440 MAX | 3W (15度), 5W (19度) | 日本シャフト | N.S.PRO Regio Formula M+ (65g, S) |
ハイブリッド | PING | G440 | 4H (23度), 5H (26度) | 日本シャフト | N.S.PRO Prototype |
アイアン | PING | BLUEPRINT S | 6I – PW | 日本シャフト | N.S.PRO 850GH (S) |
ウェッジ | PING | s159 | 50度(S), 54度(S), 58度(H) | 日本シャフト | N.S.PRO 950GH neo (S) |
パター | PING | Scottsdale DS72 | – | – | – |
ボール | Titleist | Pro V1x (2025) | – | – | – |
注:セッティングは2025年3月~4月時点の情報 。ドライバーロフトは9度を標準としつつ、調整機能により10度で使用している可能性もあります。パターモデル名は「2021 DS72」と記載される場合もありますが、同形状と推測されます。ボールは2024年時点ではPro V1を使用していた記録もあります。(引用:ALBA_Net)
ドライバー:G430 MAX 10K

ドライバーには慣性モーメントが高い「G430 MAX 10K」を使用し、安定性を重視。
フェアウェイウッド:G440 MAX
ユーティリティ:G440

フェアウェイウッドとハイブリッドには2025年モデルで市場で大反響している「G440」シリーズを投入しています。
安定と飛距離を兼ね備えた心強い味方となっています。
アイアン:ブループリントS

アイアンは操作性と寛容性を両立した「BLUEPRINT S」です。こちらは2024年モデルで昨年多くのツアープロ、トップアマチュアの選手が使用を開始しました。
実は女子プロの間でもシャフトを軽量化させて流行っているモデルになります。
ウェッジ:S159

ウェッジの58度にはHグラインドを採用し、アプローチの多様性に対応。
課題であったアプローチに磨きをかけています。
パター:スコッツデール DS72

2025年モデルを導入。打感がソフトになるため、インパクトを強く打っていけるのでストレートや上りのラインに強い。
クラブ番手毎の飛距離表

佐久間プロの番手毎の推定飛距離は以下の通りです。
ドライバーの平均飛距離は約250ヤード、推定ヘッドスピードは約43~44m/sとされています。
クラブ種別 | 番手/ロフト | 推定飛距離 (ヤード) | 備考 |
ドライバー | 1W (9度/10度) | 250 | 平均飛距離 |
フェアウェイウッド | 3W (15度) | 230 | 推定 |
フェアウェイウッド | 5W (19度) | 210 | 推定 |
ハイブリッド | 4H (23度) | 190 | 推定 |
ハイブリッド | 5H (26度) | 180 | 推定 |
アイアン | 6I | 170 | 推定 |
アイアン | 7I | 160 | 推定 |
アイアン | 8I | 145 | 推定。得意クラブ |
アイアン | 9I | 135 | 推定 |
アイアン | PW | 115 | 推定 |
ウェッジ | 50度 | 100 | 推定 |
ウェッジ | 54度 | 90 | 推定 |
ウェッジ | 58度 | 80 | 推定 |
注:ドライバー以外の飛距離は、ドライバーの平均飛距離とヘッドスピード、および一般的な女子プロゴルファーの番手間の飛距離差(約10~15ヤード)を基にした推定値です。実際の飛距離は、コースコンディションや状況によって変動します。佐久間プロはアイアンよりもハイブリッドを多用する傾向があります。
データから楽しむ女子ゴルフ観戦の方法

女子プロゴルフ観戦は、ただボールの行方を追うだけでなく、データを活用することでより深く、戦略的に楽しむことができます。
- JLPGA公式サイトのスタッツをチェック: 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の公式サイトでは、トーナメント中やシーズンを通して様々なデータ(スタッツ)が公開されています。
- ドライビングディスタンス: ティーショットの平均飛距離。佐久間プロのような飛ばし屋のプレーを見る際の参考になります。
- フェアウェイキープ率: ティーショットがフェアウェイを捉えた確率。飛距離だけでなく、安定性も重要な指標です。
- パーオン率: パー3なら1打、パー4なら2打、パー5なら3打でグリーンに乗せた確率。ショットメーカーの指標となります。
- 平均パット数: グリーンに乗ってからの平均パット数。パッティングの名手を見つける指標です。
- 平均バーディー数/パーブレーク率: バーディーやイーグルをどれだけ奪取しているか。攻撃的なプレースタイルが分かります。
- パーセーブ率/リカバリー率/サンドセーブ率: ピンチをどれだけ凌いでいるか。守備力の高さを示します。 これらのスタッツを事前にチェックし、注目選手の得意・不得意を把握しておくと、プレー中の1打の意味合いがより深く理解できます 31。
- 注目選手のスタッツと実際のプレーを比較: 例えば、ドライビングディスタンス上位の選手が実際にどれだけ飛ばしているか、平均パット数上位の選手がどんなパッティングを見せるか、データと照らし合わせながら観戦すると面白い発見があります。
- コースコンディションとデータを見る: 風向きや強さ(テレビ中継では「ウィンドスティックシステム」の情報が表示されることもあります)が、選手の飛距離や戦略にどう影響するかをスタッツと合わせて考えると、ゴルフの奥深さが感じられます。
- 観戦ポイントを選ぶ:
- ティーイングエリア: 全選手のドライバーショットを比較できます。飛距離や弾道の違いを見るのに最適です。
- グリーンサイド: アプローチやパッティングの技術を間近で見られます。スタッツで苦手としている選手がどう克服するか、得意な選手がどう決めてくるか、注目ポイントです。
- 練習場: スタート前の選手の調整方法やルーティンを見るのも興味深いでしょう。
- 応援アプリやサービスを活用: JLPGA公式のアプリなどでは、リアルタイムのスコアやスタッツを確認しながら観戦できるサービスもあります。
データを知ることで、選手の技術レベルや戦略、その日の調子などを多角的に分析でき、より一層ゴルフ観戦が楽しくなるはずです。
まとめ
本記事では、2025年に待望のツアー初優勝を果たした佐久間朱莉プロの最新クラブセッティングと、推定される番手別飛距離について解説しました。
PINGの最新テクノロジーを駆使したクラブセッティングは、彼女の安定したショットと飛距離を支えてくれています。
また、ドライバーで平均250ヤードを飛ばすパワーの源泉やハイブリッドを多用する戦略的な側面にも触れました。
番手別飛距離の推定値は、アマチュアゴルファーにとってもクラブ選択や自身の飛距離を知る上での参考になるでしょう。
さらに、JLPGA公式サイトなどで公開されているスタッツデータを活用することで、女子ゴルフ観戦をより深く楽しむ方法もご紹介しました。データに基づいた視点を持つことで、選手のプレーの意図や戦略を読み解き、ゴルフの奥深さを感じることができます。
今後、さらなる活躍が期待される佐久間朱莉プロ。彼女のプレーと、それを支えるクラブセッティング、そしてデータに注目しながら、女子ゴルフ観戦を楽しんでみてはいかがでしょうか。